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広島大学21世紀COEプログラム成果報告

拠点リーダーメッセージ

COE概要

事業推進者

ワークショップ

業績

課題別成果報告

外部評価結果の概要

研究グループ別主要論文


学長巻頭言

広島大学 学長
牟田泰三

広島大学は自由と平和を愛する、社会に開かれた大学です。本学では、理念五原則の下で、「世界トップレベルの特色ある総合研究大学」という目標を掲げて発展を期しており、この到達目標を実現するために、「広島大学の長期ビジョン」を設定しております。
 大学の使命は、人類の知的資産を継承し発展させ、また、創造し活用することにあります。広島大学は、11学部と12研究科を擁し1研究所並びに多くの学内共同教育研究施設を持つ総合研究大学であり、優れた教育研究上の実績を持つ基幹大学の一つです。
 本学は、すでに高い国際的評価を得ている基礎的学問分野をより一層充実させるとともに、優れた先駆的研究を重点的に推進することによって、知的文化の創造に貢献しており、多くの分野で世界の学術研究の拠点となることを目指しています。 このため、ナノデバイス・システム研究センターを含む4研究センターを特別研究センターに指定すると共に、21世紀COEに選定された研究拠点及びそれを目指す研究グループを育成しております。
 本学が積み重ねてきた優れた教育実績と伝統をもとにして、時代の要請に応え得る教育内容の創出と新たな教育方法の開発に取り組み、広い視野と高い専門的能力を兼ね備えた、人間性豊かな学生を社会に送り出します。 大学は社会に対してあるべき姿を示すとともに、社会の多様なニーズに応え、社会と共に歩まねばなりません。広島大学では、社会貢献を大学の重要な機能の一つとして位置づけており、本学の様々な活動を通じて地域社会と連携するとともに、国際的な共同事業を進めています。特に、平和都市広島に位置する本学は、率先して平和へのメッセージを発信し、その手段を提供してゆかねばなりません。学内にあっても一人ひとりがもてる力を十分に発揮しうる協調的でさわやかなキャンパスづくりを進めております。
 21世紀が求める社会を建設するために、大学自らが先陣を切って改革を進めることが必要です。常に時代を先取りする種々の改革を実践してきた広島大学は、今後も自らを厳しく律し、評価し、そして絶えざる自己変革に努めます。